こんにちは、
藤井(⇒プロフィール、@midori_benkyo, @3tmeblog)です^^
今回も相場の動きを読み解く手がかりをご紹介します。
多ければ多いほど、正確さが増します。
ただ、数が多くなるとどれかが似てきます。
それが逆に混乱を引き起こしたりするものです。
でもそれは最初だけ。
練習・検証をたくさんしていく中で、洗練されていきます。
自分でいいものが見えてくるんです。
それが、FXスタイルにもなりますし。
だから、手がかりをたくさん知ることが良いことです。
今回は移動平均線のみに集中します。
移動平均線の形状、動きがそのまま相場の方向性を占うカギとなります。
これまでも出てきている移動平均線の一面ですね。
動画でも解説してみましたので、どうぞご覧になってみてください。
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移動平均線EMA10がEMA50をクロス仕切るときの相場の方向性
移動平均線といいましたが、設定が肝心です。
この知見もわたしのFXスタイルから見いだされたからです。
移動平均線を使っているトレーダーは多いです。
というか、ほぼ全員と推察しています。
それだけ人気のインジケーターなのです。
それだからこそ移動平均線の効果はあると信じても良いわけです。
わたしの移動平均線は5本
- 移動平均線EMA10
- 移動平均線EMA20
- 移動平均線EMA30
- 移動平均線EMA40
- 移動平均線EMA50
今回注目するのは移動平均線10です。
普通に、トレンドが発生した状態では、順番に並びます。
上から、10→20→30→40→50
下から、10→20→30→40→50
こんな具合です。
相場の動きに合わせて、順番が入り乱れ、交差し合います。
クロスはお互いが交差する場面で起こります。
で、クロスで移動平均線EMA10の動きがカギです。
結論から言うと、ゴールデンクロス・デッドクロスです。
その最初の段階を観察すると、あることがわかりました。
移動平均線10のクロスは頻繁に起こっています。
ただ、ゴールデンクロス・デッドクロスでは、ちょっと違います。
移動平均線10は最初に移動平均線20とのクロスを行います。
それから、移動平均線30へと向かいます。
この段階で、ストップしてもとに戻ることも多いです。
ところが、この順番で移動平均線EMA50とのクロスが完了した時点に注目します。
わたしの検証では、今後はある一定期間は上昇また下降を続ける!
つまり、そのままいくとゴールデンクロス・デッドクロスになります。
それが、アップトレンドあるいはダウントレンドとなるわけです。
ならば、今回の移動平均線EMA10がEMA50がクロス完了した時点はエントリー可能か。
結論から言うと、ロングやショートは可能だけど、これのみは確かな根拠ではない。
つまり、危険性も大きいわけです。
この手がかりは、相場の動きの方向性のみのある程度予想するものです。
エントリー根拠を指してはいません。
そこを間違うと、痛い目にあいます。
それに、FX手法がうまくいかないと、疑心暗鬼になるかもしれません。
エントリーに関しては、私の場合なら順張りのトレンドフォロー手法の立場を取っています。
4時間足のチャートでは、長い陽線が下から上に伸びている箇所があります。
そこでの移動平均線EMA10の動きを見ると、下から上に動いています。
EMA50を超えて、上昇しています。
まさに、アップトレンド形成初期と見られます。
でもこれはこの場合のみ言えるかもしれません。
言えるのは、上昇方向に向かったということです。
1時間足では、もっとはっきりしています。
こちらは、逆に移動平均線EMA10が上から下に抜ける場面です。
上の赤い矢印の地点からEMA10がクロスを始めています。
そして、2番めの赤い矢印でEMA50をクロスしました。
その後を見ると、明らかに下降が続いています。
途中戻りがありますけど、これはダウントレンドの戻り目とも解釈できます。
このように、一つの有効なヒントだということがわかります。
この手がかりの最大のメリットは、ゴールデンクロス・デッドクロスよりも早く相場の動きを予想できることです。
もし、ロングやショートを狙っているなら、事前に有力な証拠があることで、有利にトレードを進められます。
安心でもあります。
これが、今回ご紹介した移動平均線同士のクロスと相場の方向性です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
移動平均線一つとしても、形状からいろいろ情報が得られることがわかったと思います。
あとは、検証なり実践で再確認しながら、自分のものにしていただきたいですね。
感想