こんにちは、
バンコクで稼いでいる藤井(⇒プロフィール、@midori_benkyo, @3tmeblog)です^^
相場の動きで難しいのは押し目や戻り目で期待した動きをしないことです。
順張りのトレンドフォロー手法は、押し目買いと戻り売りが勝負です。
ところが、いつも反発するかは限りません。
反発するか、さらに次へ進むかを知りたいわけです。
マルチタイムフレーム分析では、かなりいい予想が出来ます。
今回は、上位足がレンジの場合について検討してみました。
動画でも検証をしてみましたので、ご覧ください。
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上位足がレンジで反発した後の下位足の推移の検証!
今回は日足に注目します。
ダウントレンドから、上昇してブレイク入りしています。
その後、上昇を続けると思いきやWトップを形成して、急下降です。
レンジ下段に降りてきて、ボリンジャーバンド-2σで反発です。
まず、ここで注意すべきポイントはどこまで下がるのかの手がかりです。
これはダウントレンド出ないので、押し目や戻り目の取り扱いは出来ないということです。
そして、少なくとも直近の高値をブレイクした地点の下辺りまでは下ると予想されます。
ですから、その領域に入ったら、反転が起こることも視野に入れるべきです。
それで、ボリンジャーバンドの-2σと交差して上昇をし始めました。
そこで、問題というか重要な関心事は、どこまで上昇するかを推測することです。
まず、移動平均線EMA10に到達した時点で、反発するのを期待しないことです。
なぜなら、この場面ではダウントレンドじゃないからです。
かなり、間違いそうなポイントです。
移動平均線をどんどん通過してEMA50を突き抜けることは十分考えられます。
移動平均線内での反発があまりないのは、レンジという状況・特徴と考えるべきです。
なので、少なくとも、EMA50を通過すると見たほうが当たりやすいです。
それが、下位足でダウントレンドやアップトレンドで、トレードする場面に役立ちます。
4時間足はダウントレンドでした。
そして、下のヒゲがボリンジャーバンド-2σに突き刺さり上昇し始めました。
これは、EMA10での戻り目形成と考えるべきか。
これまで、それで下降してきたからです。
そこで、上位足の動きをチェックして、予想する際の参考にすべきです。
日足が、すでに下降領域に到達して、再上昇の可能性が高まっている状況です。
そこで、下位足が上昇なら、ここで日足が上への力が強くなって、EMA50までと考える場面です。
すると、4時間足は、EMA10を通過して、EMA50を通過して上昇するだろうと考えたほうが良いわけです。
だから、ここでショートは損切りの確率が高いです。
損切り値の設定も必至です。
そこで、いずれ落ちるといった甘い期待で、損切り設定しないで、経過を観察するのはわたしの例のように、命取りです。
実際、4時間足チャートでは、上昇してEMA50でちょっと反発したものの、さらに上がっています。
それは、1時間足も同様で、急上昇が見られます。
なお、この際の反発の根拠は、下に長いヒゲが下位足と短期足にも出たことです。
そこで、日足の反発して、上昇の流れを総合的に読み取ることが大切です。
安易な期待をすると、負けること間違いないです。
ショートなりロングする際は、このように、反発の根拠と同時に、その先の動きを事前に予想できるかがカギです。
まとめ
いかがでしょうか。
上位足がレンジ相場での動きは、かなり思い込みと違うことがわかります。
エントリーは、順張りのトレンドフォロー手法なので、それに引きずられて判断を誤りやすいことが、今回の検証で明らかになりました。
ここさえ、しっかりと押さえておけば、大きな被害は避けられます。
さらに、損切りをいつも設定して、損を切ることをどんな場面でもするFXスタイルなら、大きな損失を免れます。
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