こんにちは、
バンコクで稼いでいる藤井(⇒プロフィール、@midori_benkyo, @3tmeblog)です^^
FXの相場予想するのに、手がかりは超重要になります。
ですから、たくさんある手がかり、ヒントを一つひとつ理解して、使う必要があります。
ヒゲとか、移動平均線、ボリンジャーバンドなどもこれまでお伝えしてきました。
重なることもあるけど、それぞれが違った視点で、大切なです。
今回は、日足と4時間足と1時間足のパワーについて過去データ検証から見出したわたしなりの知見をご紹介します。
複数のチャートを比べながら、総合的に相場を判断するマルチフレーム分析では、かなり重要なヒントになります。
動画にして解説しましたので、ご覧になってみてください。
スポンサードサーチ
日足と4時間足と1時間足のチャート形状から比較するパワーバランス
わたしはこれまで相場での勢い、力を重視してきました。
パワーにおいては日足の強さを感じてきました。
でも、それはいつも日足だけで相場が決定されるかと言うと疑問もありました。
今回の検証では、そのへんの一つの解が見いだされたと思っています。
日足と4時間足そして1時間足のチャートの動きから説明していきます。
まず、日足はダウントレンドで、緩やかに下降してきています。
EMA20で反発して、急降下です。
ところが、ボリンジャーバンド-2σに突き刺さると、そこでの反発で進路が変わりました。
ボリンジャーバンドとの角度から、横向きの方向になり、ある見方ではEMA10への向かい始めたとも解釈できます。
いずれにしても、上方向の力に変わったというのが日足の現状です。
4時間足のチャートでは、レンジの安値からブレイクして、ようやく下降トレンドに移行しようかという状況です。
ここでのポイントは、ずっと下降してきたのが、途中方向を変えて上に向かい始めました。
-2σでの反発もなく上に転換したのは、日足の力が影響していると解釈できます。
ここでも、日足のパワー力の強さが実証されています。
順調に上昇して、EMA10に来ても、日足に引っ張られた形でEMA20に向かいました。
ところが、ここで意外なことが起こっています。
EMA20にタッチせず、到達しないところで折り返したことです。
つまり、反発が途中で起こっています。
これは、日足の力が弱まってなにかに原因があると思われます。
そこで、1時間足に目を向けると、理解できるヒントがありました。
1時間足もダウントレンドで、-2σで折り返して戻り目に向かっていました。
でも、EMA10では、反発せずしばらく横ばいの動きを続けました。
このことは、4時間足同様日足の力の影響と思われます。
ただ、4時間足と違って、移動平均線がかなり利いているようです。
それは、下への力と日足の上昇力が拮抗しているから、横ばいになったわけです。
それでも、上に引っ張られて上昇し、長い上ヒゲを出しました。
EMA50を突き抜けて、+2σにも突き刺さりました。
これは、下への反発と見るのが普通です。
でも、いまは日足の上の力があることも考慮しなければいけません。
それで、下への力が1時間足おいてましてきたことと、日足とのバランスが変わってきていることが大切です。
上昇が鈍化し始め、ローソク足が数度、EMA50にタッチすると、急下降し始めました。
これは何を意味するか。
ここが、それぞれのチャートのパワーバランスが変わったことだと考えています。
日足の力が弱まって、1時間足のパワーが勝ったことの証拠でしょう。
それが、移動平均線EMA50の3度のタッチであったわけです。
このように、上位足のチャートでは、いつも日足の力がずっと強くて支配するというのではなく、バランスが変わっていき、相場が作られると見ることだと思います。
今回は、それが、日足と1時間足で見られてと検証から、言えます。
FXのトレードをする上で、相場予想するのに役に立つと思います。
まとめ
今回は、日足と4時間足と1時間足のチャート分析から、相場の動きの力配分について考察しました。
日足の力は認めるものの、ずっといつも支配的ではないことがわかりました。
1時間足の移動平均線がかなり利いていた例となります。
日足と1時間足のパワーバランスで、4時間足のチャートの動きも影響を受けていたことがわかりました。
今回の知見をしっかり理解して、リアルトレードに十分応用できるように、検証したりしながら、スキルとして磨き上げていただきたいですね。
感想