こんにちは、
FXの藤井(⇒プロフィール、@midori_benkyo, @3tmeblog)です^^
FXって、動きが上か下かの二通りしかないのに、難しいですね。
それは、その動きが無限に起こるからです。
だから、エントリーポイントの精度を高めるためには、多くの根拠が必要です。
今回は、ダウントレンドでのショートについて解説します。
基本的には、戻り目に来たらエントリーする!だけの簡単な話です。
ところが、実際は、それで損切りに遭うことも多いです。
その原因を調べて検討の仕方をお届けします。
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ダウントレンドの戻り目でショートは簡単?
4時間足をメイン足に進めます。
なので、ここでショートエントリーできるかどうかの場面です。
チャートは、日足、4時間足そして1時間足と5分足です。
4時間足はなだらかなダウントレンドで、下降しています。
移動平均線の乖離も傾斜もわりと理想に近い形状をしてます。
これまでも、EMA10反発して、規則正しく下ってきています。
そこで、現在が、再びEMA10タッチになっています。
本来なら、、ここでショートエントリーしたくなり、、ポチってなるストーリーだと思います。
ところが、わたしの大量の過去データの検証では、これが実際には思惑通りいかないことが多いってことがままありました。
そこで、なんども考え、マルチタイムフレーム分析をして気づいたんです。
まあ、上位足のチャートなどを見ると、他の力の存在が大きく影響する!ことがあるってことです。
4時間足のEMA10反発は何度も起こっています。
なので、今回は第4波、第5波に乗ろうとしています。
最初からの流れから、これからも期待したいわけです。
ここで、注意すべきポイントを今回指摘したいんですね。
それは、ここでショートしても、即逆行する可能性です。
エントリーしてから残念に思うのではなく、事前にそれを察知することは可能です。
それは、違う時間足のチャートを分析することです。
まず、日足です。
日足は、メイン足の4時間足より、移動平均線の傾きが急になっています。
下への力を感じます。
EMA10に届かないところで、バンドウォークしています。
ここが味噌なんですけど、いまがEMAとボリンジャーバンドの-2σに間に浮かんでいるように見えます。
横の動きで、ここで下に下がるかもしれません。
でも、-2σにぶち当たって、そこからの反発が強いことも考える場面だとわたしは気づきました。
これまでバンドウォークで下がっていても、今回の-2σからの反発で、いよいよ日足でも、戻り目形成かもしれないわけです。
すると、こちらの力が下位足も引きずって、動き出します。
この点を考慮すると、4時間足でのEMA10タッチが単なる上昇の通過点である可能性が出てきます。
さらに、1時間足のチャート形状を見ると、ヒントがあります。
EMA50で一旦反発して、下降したものの、安値で止められて、再上昇しています。
その後の形状がアセンディングトライアングルにも見えます。
すると、上へのブレイクの可能性が高いと考えます。
こんな判断材料から、総合すると、今の時点でのショートエントリーはかなりリスクがあることが分かります。
なので、即エントリーじゃなく、不安を払拭されるかをもうしばらく中止して、再び総合判断を下すのが得策だと言えます。
こんな感じで、ダウントレンドでのエントリーを考えることも必要じゃないでしょうか。
まとめ
今回はダウントレンドにフォーカスしてショートを考えてきました。
簡単に見えて、罠がはられていたりと、気をつけるべきポイントをご紹介しました。
とはいえ、実際は、気分が高揚して他が見えないことも多いんですね。
チャンスはなかなか巡ってこないことが原因なんでしょうけど、冷静な判断が勝ちに繋がります。
検証は、むずいけど、必要なものです。
実践してみてください。
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