こんにちは
藤井(⇒プロフィール、midori_benkyo, @3tmeblog)です^^
これまでローソク足のヒゲをテーマにした記事はご紹介しました。
ヒゲにはいろいろ相場の動きを知らせてくれるヒントがあると考えています。
今回もそのヒゲなんですけど、ローソク足単体に注目したいと思います。
ローソク足は実体とヒゲからなっています。
ですから、ヒゲと実体の関係、長さなどが相場の動きの影響を受けているというもの。
わたしの検証では、ある傾向があるとわかりました。
100%確実だという自信はないですけど、いろいろなチャートで分析するとかなり有望な知見だと判断しました。
動画でも説明しましたので、ご覧になってみてください。
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チャートのローソク足の形状と相場の動きの予想|実体とヒゲの関係
今回のローソク足の形状に関する特徴は、日足と4時間足と1時間足での範囲とします。
それは、わたしの検証がまさにそこにあったからです。
他の時間足でも大丈夫だとは思いますけど、そこまでは検証していません。
マルチフレーム分析では、3つの時間足で十分だと認識してます。
今回のローソク足の特徴は、単体で相場の動きを知らせてくれるヒントです。
これまでのボリンジャーバンドや移動平均線との接触とは違います。
日足をまずご覧ください。
下降して、ボリンジャーバンド-2σに突き刺さって、下降の動きが鈍化あるいは方向を変えています。
ところが、途中上昇に変わっています。
このときのローソク足に注目します。
下に長いヒゲが伸び、実体は短いです。
このローソク足が出ると、動きが反転あるいは方向を変えると見ました。
だいたいこう表現されます。
大まかな目安ですけど、なんとなくわかるレベルです。
検証でたくさんローソク足を見ると、この傾向がより明らかに見えてくるでしょう。
4時間足でも、この傾向が明らかになっています。
レンジ相場や下降し始めてダウントレンド形成初期でも見られます。
ですから、相場全体で言えることだと思います。
まず、レンジの谷でこのローソク足が出現しました。
下に長いヒゲで短い実体のローソク足です。
ここで、反転して上昇し始めました。
このローソク足は、ボリンジャーバンド-2σにはタッチもしていません。
むしろ下への余裕が感じられる状況です。
ところが、このローソク足だけで、方向転換する事実に注目です。
その他にもこうしたローソク足は出現しています。
ただ、移動平均線と絡んだりして、単独の特徴はボケているかもしれません。
逆に、ボリンジャーバンド-2σに突き刺さった場合で、このローソク足だと、反転の兆しとして見てもいいと考えています。
1時間足もありました。
日足と4時間足同様、この実体が短くヒゲが長いローソク足で動きの方向が変わっています。
宙に浮いたかのローソク足で、反転になるのはちょっと不思議ですね。
でも、これが出たら、移動平均線やボリンジャーバンドに関係なく変わるってことが重要です。
相場の動きを予測するのに、とても参考になるヒントだと評価しています。
5分足はどうかというと、順張りのトレンドフォロー手法では、このチャートでローソク足一つ一つに注目することはまれです。
スキャルピングで、それを手がかりにしている人もいるかも知れません。
ただ、今回は、上位足となる日足と4時間足と1時間足だけで分析しています。
5分足のチャートでは、時間幅を縮小しています。
これで全体の傾向を見るようにしています。
だから、ローソク足一本一本を見ることはあまりないです。
ただ、中にローソク足の長いヒゲがピーンと出たとかは、相場の動きのヒントにはなります。
ですから、一応相場の変化には使っているけど、上位足のような見方はしていないってことですね。
短期足としての特徴があると考えています。
ですから、スキャルピングでは、違った見方もあるかもしれません。
その点は、まだ検証していませんから、適応対象外にしますね。
まとめ
いかがでしょうか。
これまでの知見とともに、ローソク足って多くの情報が詰まっていることを認識していただけたでしょうか。
細かい作業かもしれませんけど、着実にスキルが磨かれると思います。
そして、トレードに活かせたら、絶対収益に繋がります。
安定した収益を出すには、一つ一つ手法を磨くことしかないですね。
しっかり検証してみてください。
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